遠心式薄膜蒸発機
CEHシリーズ

産業用装置真空蒸留装置

真空蒸留処理を目的とした装置です。熱感受性の高い物質（熱分解・重合成のある物質）を、真空下で低温及び短時間で蒸留することが可能であり、分離効率にも非常に優れております。

用途

• 各種ビタミン類、DHA、EPA、スクワレン等油脂類の高真空蒸留処理
• 真空ポンプ油、冷凍機油、トランス油の精製
• 電子部品、半導体部品等に使用される封止材、モールド材の真空加熱処理
• 脂肪酸誘導体の精製：モノグリセライド、脂肪酸アマイド、各種脂肪酸

特長

• 熱媒体による間接加熱（CEH−B）と電熱ヒーターによる輻射過熱（CEH−E）の２タイプの加熱方式があり、特徴に応じて選択いただけます。
• 蒸発面ローターの高速回転による遠心力で薄く、均一な蒸発膜が得られます。
• 高真空下で比較的低温で瞬間的な処理が可能です。熱による品質劣化を最小限に抑えます。
• 熱媒体循環方式の場合、温度が任意に設定でき温度制御精度も高い。また防爆構造にする事が出来るので溶剤を含んだものも処理できます。
• 濃縮、脱臭、脱ガス、脱溶剤、脱水等にも利用範囲が広い。