高周波スパッタリング装置 VTR-150M/SRF (SCOTT-C3)
ターボ分子ポンプ+油回転真空ポンプ/マグネトロンスパッタ
RF電源を搭載した小型の高周波スパッタリング装置です。金属、半導体、絶縁物の成膜が可能なため、基礎研究開発等の実験用に最適です。
特長
- 絶縁物・金属・半導体材料のスパッタ装置です。
- メインポンプにターボ分子ポンプを使用しています。
- 2インチ×3基のカソードで、3層までの多層成膜が可能です。
- マグネトロンスパッタで、スパッタ速度30nm/min(SiO2)が得られます。
- 基板加熱機構(350℃)を搭載しています。
- RoHS対応
仕様
型 式 | VTR-150M/SRF | |
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真 空 性 能 |
到達圧力
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6.6×10-4Pa |
排気時間
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6.6×10-3Pa/5min | |
真 空 槽 |
真空槽
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金属チャンバー(内径φ310.5mm×高さ160mm) |
カソード
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2インチ、3元 | |
基板推奨サイズ
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φ2インチ(φ50.8mm) ×t1mm | |
有効成膜範囲
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25mm | |
成膜速度
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SiO2 成膜にて、30nm/min以上 | |
膜厚分布
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SiO2 成膜にて、25mm領域±10%以内 | |
基板加熱温度
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Max 350℃ | |
基板/電極間距離
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50mm ~ 90mm (可変:半固定) | |
排 気 系 |
メインポンプ
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ターボ分子ポンプ 230L/sec |
液体窒素トラップ
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- | |
補助ポンプ
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油回転真空ポンプ 200L/min | |
オイルミストトラップ
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オイルミストトラップ OMT-200A | |
操 作 系 |
メインバルブ
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L(アングル)型バルブ |
補助バルブ
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三方向バルブ | |
自動リークバルブ
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オプション | |
操作
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手動 | |
制 御 系 |
RF電源
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Max 300W (40~300W可変) |
ピラニ真空計
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GP-1G | |
電離真空計
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GI-M2 | |
設 置 |
最大寸法
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1150mm(W)×751mm(D)×1067mm(H) |
質量
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400kg |
ユーティリティ
型 式 | VTR-150M/SRF |
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所要電気量
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100V 単相 50/60Hz 3.0kVA |
アース端子
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A種 (接地抵抗値 10Ω以下) |
所要水量
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2.0 L/min (水温:25℃以下、水圧:200kPa (ゲージ圧)) |
取り合い (電源)
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ビニルキャプタイヤケーブル(先バラ) 3m |
取り合い (アース)
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アースケーブル(先バラ) 10m |
取り合い (水)
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テトロンブレードホース(内径9mm×外径15mm)、4m(2本) |
真空槽内部構成
基本構成図
[1] |
トリガー電極
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[2] |
電極仕切り板
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[3] |
陰極
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[4] |
ガス導入(ストップバルブ)
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[5] |
予備ポート
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[6] |
覗き窓
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[7] |
シャッターハンドル
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[8] |
シャッター
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[9] |
ベントバルブ
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[10] |
ゲージポート
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ホルダー図
※研究開発の目的に合わせて、カスタマイズいたします。