表面改質装置 CFS-CM
CFS処理とは、従来の前処理や表面処理とは全く違い、火炎中に特殊プライマー成分(ケイ素化合物)を微量混合し燃焼反応により、基材表面にナノレベルの酸化ケイ素化合物(密着性向上機能物)を形成する画期的なドライ方式による表面処理システムです。
CFS処理の語源は造語で、火炎を用い化学反応で表面に吹き付ける技術から(Chemycal Flame Spray)ということです。原理の正式な科学的な名称は、燃焼化学気相蒸着法(CCVD)になります。
用途
- 水系塗料の利用促進(水系塗料、水系インク、水系接着剤が利用可能)
- 接着剤や両面テープによる異種材料への接着・貼り合せ
特長
- 既存密着力の底上げ
既存では不安定な密着力の底上げ効果があります - 難接着性材料への利用
難接着性材料の利用につながります - 処理表面の親水化
- 静電気の低減
仕様
CFS-CMの主な仕様 | |
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外形寸法 | W1100×D400×H1100m |
総重量 | 150kg |
電源 | AC200V × Φ3 50HZ × 20A (エアードライヤ含む) |
エア供給方式 | コンプレッサー方式(ドライヤー標準装備) |
供給ガス | LPG,LNG |
CFS薬液タンク容量 | 1.3リットル |
操作方式 | タッチパネル(タッチによる操作、モニタリング可能)バイリンガル対応可能(要ご相談) |
ベーパーライザー | シングル方式 |
メインバーナー 火力調整及び薬液 導入調整方法 |
エアー デジタルマスフロー式 MQV0200 2~200L/min |
ガス デジタルマスフロー式 MQV0050 0.2~14L/min | |
薬液 デジタルマスフロー式 MQV0005 0.04~5L/min | |
測定精度 (対フルスケール) |
エアー 1% (フルスケール 200L/Min) |
ガス 1%(フルスケール 14L/Min) | |
薬液 1%(フルスケール 5L/Min) | |
火炎検知機構 | 標準装備 |
標準バーナー幅 | 150mm |
対応バーナー数 | 1装置につきバーナー1基 |
オプション
■塗装ブース ■特殊塗料 ■短軸バーナー搬送機構 ■その他塗装関連機器
サンプリング対応
接着・密着に関するご相談をお受けいたします。
サンプリングの対応も可能です。